8. 長期化していた離婚調停に、弁護士が関与し離婚が成立した事案

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長期化していた離婚調停に、弁護士が関与し離婚が成立した事案

依頼者:男性(30代)
職 業:会社員

1 相談に来られたきっかけ

 本件では、相談者(男性)の不貞が原因で、妻の側から、離婚調停の申立てをされていました。
 当初、相談者は弁護士をつけずに調停を行っていました。しかし、妻の側に弁護士がついたり、調停が約8ヶ月にわたって行われているにも関わらずほとんど進展がありませんでした。また、相談者としては、早期に離婚を成立させたいという思いもありました。
 そのため、HPで弁護士を探して、当事務所に相談に来られました。

2 検討

 本件においては、相談者が有責配偶者であることは間違いがなく、一定額の慰謝料を支払わなければいけないことはやむを得ない事案でした。
 財産分与について、妻の側の請求がはっきりしないものであったため、こちら側から積極的に離婚の条件を提示していくことにしました。

3 結果

 毎月一定額の養育費を支払うこと、慰謝料200万円を支払うこと、50万円の財産分与を行うことを条件に離婚が成立しました。 
当事務所の弁護士が関与することになって2回目の調停で、無事、調停が成立し、相談者は離婚することが出来ました。

4 所感

 本件では、相談者が有責配偶者のため、ある程度の経済的な出捐はやむをえない事案でしたが、早期に離婚を成立させることができ、相談者の方にも喜んでいただきました。

 離婚調停の場合、弁護士が関与しなくても、本人だけで行うことが出来るため、本人だけで行うことがよくあります。実際、それで上手くいくケースもあります。
 しかし、調停離婚を行った経験がある方はほとんどおらず、調停委員が暗に示唆していることも十分に理解ができないという場合も多いのが実情です。
 そのため、離婚調停においても、弁護士をつけるということをぜひ検討していただけたらと思います。
当事務所では、費用はかかりますが、スムーズな問題解決を目指すためにも、調停段階においてもきちんと弁護士に代理人の依頼することをお勧めしています。
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弁護士法人ふくい総合法律事務所

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