11. 有責配偶者の男性が離婚調停した事案

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有責配偶者の男性が離婚調停した事案

依頼者:男性(50代)
職 業:会社員

1 相談に来られたきっかけ

 相談者(男性)は、相談者の浮気がきっかけで妻と別居していました。
別居当時、相談者は妻に離婚の申入れを行っていましたが、妻がこれを拒否し、7年近くが経過していました。
 相談者としては、妻と早く離婚がしたいということで、当事務所に相談に来られました。
 

2 検討

 本件においては、相談者が有責配偶者であることは間違いがない事案でした。
ただし、相談者らの子も社会人となっており、別居期間が長いことから、一定額の財産的給付を行うことにより、離婚の成立させることができる可能性があると考えました。

3 結果

 離婚調停の結果、相談者が妻に、一定額の財産的給付をすることにより、離婚が成立しました。

 相談者としては、早期に離婚をしたいという事情もあり、喜んでいただけました。

4 所感

 一般的に、有責配偶者が離婚を請求しても、相手方が離婚を拒否している場合は、離婚を成立させることは難しいです。
ただし、①有責配偶者の場合の離婚の要件を具備しているか、若しくは②相手方との交渉によっては、離婚を成立させることが出来ますので、まずは弁護士に相談してみることをオススメします。

 

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弁護士法人ふくい総合法律事務所

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