10.　不倫をしていて、相手の妻（夫）から慰謝料請求をされたとき、弁護士に代理交渉してもらうことはできますか？

早い段階で、弁護士に相談されることをおすすめします。
弁護士という第三者が介することによって、直接相手と交渉しなくてよくなるため、お互いが感情的になることを避けることができ、また弁護士が交渉をすることによって、適切な慰謝料の金額や支払方法を決めることができるので、合意後の支払いもしやすくなります。

不貞の慰謝料は相手の言い値をそのまま支払わなければいけないのでしょうか？

不貞にもとづく慰謝料請求は、相手の言い値をそのまま支払わなければならないわけではありません。

そもそも相手が不当に高額な支払い請求をしてきていることもありますし、そうでなくても減額の交渉が可能です。こちらにまとまったお金がなければ、分割払いの交渉もできますが、こうした事案では、当人同士で話し合いをしても、どうしてもお互いが感情的になりやすいため、冷静な判断ができず、喧嘩になるだけで全く話が進まないということがよくあります。そんな状況で、相手方と話し合いを続けなければならないのは時間も取られますし、大きなストレスを抱えることになります。

そこで前述しましたが、弁護士という第三者が介することによって、直接相手と交渉しなくてよくなるため、お互いが感情的になることを避けることができ、また弁護士が交渉をすることによって、適切な慰謝料の金額や支払方法を決めることができるので、合意後の支払いもしやすくなります。

相手とのやり取りがうまくいかずにお困りの際は

相手との慰謝料支払いのやり取りがうまくいかずに困っているなら、弁護士に相談してみると良いでしょう。