20. 40代女性が、協議離婚により財産分与・離婚慰謝料を合計約1,000万円獲得した事案
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依頼者:女性(40代)
職 業:専業主婦(子ども2人)
目次
1 相談に来られたきっかけ
夫の不貞が発覚したことをきっかけに、依頼者は離婚を決意しました。夫と離婚に向けた話し合いをしていたところ、夫から離婚条件の提示があったため、当事務所へ相談に来られました。
2 検討
当事務所へ相談に来られた時点で、財産分与および金銭面(養育費、婚姻費用、離婚慰謝料)についての話し合いはなされおらず、また、離婚の話合いになると、夫婦同士だと冷静な話合いができないとのことで、弁護士ご依頼いただきました。
夫が離婚に同意していることから、まずは弁護士が代理人となって示談による解決を試みることにしました。
3 結果
まず、夫の側に財産分与の対象となる財産の開示請求及び婚姻費用の請求を行いました。そうしたところ、夫の側にも代理人弁護士がつき、離婚条件について交渉を重ねることになりました。夫の側にも多額の財産があることが発覚し、それを前提とした離婚条件を定めた公正証書を作成し、協議による離婚が成立しました。
依頼者は、財産分与・離婚慰謝料の合計として約1,000万円を獲得することができました。
4 所感
子どもとの面会交流の取決めに関して夫側と意見が折り合わないこともありましたが、粘り強く交渉を続け、最終的には、依頼者の希望に沿った内容で離婚となったため、依頼者にはご満足いただけました。

弁護士法人ふくい総合法律事務所

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